ノーマン・タウログ

映画監督(アメリカ)。1931年の作品「スキピイ」(「スキッピー」と表記されることも多い)にて、アカデミー賞(監督賞)を受賞したことで有名(当作のノミネートは監督賞のほか、主演男優賞、作品賞、脚本賞の計4部門だったが、最終的には監督賞のみの受賞となった)。当時、同賞を受賞した史上最年少(32歳)の人物として大きな話題となり、世界的な注目を一気に集めた。

アメリカ合衆国中西部にあるイリノイ州クック郡シカゴに生まれ、幼少時代は子役として活躍。1919年頃より、若干20歳にして監督を手掛けるようになり、以後、40年以上の長きに渡ってハリウッドで数々の秀作を発表し続ける映画監督になる。

監督を手掛けた主な作品には、上述の「スキピイ」を始め、「恋の手ほどき」「スーキイ」「トム・ソーヤ」「ガール・クレイジー」「愉快なリズム」「踊るニュウ・ヨーク」「少年の町」「恋と胃袋」「ワーズ&ミュージック」「お若いデス 」「底抜けニューヨークの休日」「底抜け落下傘部隊」「ブルー・ハワイ」「G.I.ブルース」「底抜け西部へ行く」「お若いデス 」「ガール!ガール!ガール!」「バギー万才!!」「スピードウェイ」「ビキニマシン」などがある。

死因などの詳細は不明。82歳。晩年は、失明したことにより苦しんでいたという。

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