レナード・バーンスタイン

指揮者・作曲家・ピアニスト(アメリカ)。ハンガリー出身の著名な指揮者であるゲオルク・ショルティや、オーストリアの世界的指揮者であるヘルベルト・フォン・カラヤンと並ぶ、20世紀後半を代表する国際的な指揮者として君臨してきた。女優・ピアニストであるフェリシア・モンテアレグレの夫。日本が誇る世界的指揮者である小澤征爾も当人の弟子の1人として数えられている。

主な作品に、「ファンシー・フリー」(バレエ)、第1番「エレミア」・第2番「不安の時代」・第3番「カディッシュ」(交響曲)、「ワンダフル・タウン」(ミュージカル)、「キャンディード」(ミュージカル)、「タヒチ島の騒動」(オペラ)、「静かな場所」(オペラ)、「ソングフェスト」(合唱曲)、「波止場」(映画音楽)、「ディバック」(バレエ)、「スラヴァ!」(政治的序曲)、「タッチズ」(ピアノ曲)、「チチェスター詩篇」(合唱曲)など、多数。

著書に、「青少年コンサート – 音楽鑑賞の新しい試み」「音楽の無限の多様性」「発見」「答えのない質問」「音楽のよろこび」などがある。

主な受賞歴に、アカデミードラマ・コメディ音楽賞、高松宮殿下記念世界文化賞、ケネディ・センター名誉賞など。

アメリカ合衆国ニューヨーク市内にある自宅にて死去。死因は、肺癌であった。72歳。死因との因果関係は明確ではないが、14歳のときに覚えたタバコを1日に5箱(100本)吸うことを日課にしていたという。20代半ばで肺気腫の兆候が認められ、医者からもタバコをやめないと35歳までに死ぬと言われていたとのこと。ただし、実のところ結局やめたことはなかったらしい。

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