京塚昌子

(きょうづかまさこ)
女優。女優となったきっかけは、小説家・劇作家である川口松太郎に認められ、「月夜鴉」にて主役を演じたこと。1955年のことであり、同年には芸術祭賞奨励賞も受賞した。その後、テレビドラマ「肝っ玉かあさん」にて、テレビプロデューサー・演出家である石井ふく子によって主役に抜擢され、人気を不動のものとした。

主な出演映画に、「台所太平記」「私は二歳」「日本一のゴマすり男」「颱風とざくろ」「狸の大将」「女と味噌汁」「結婚します」「おんなの朝 あまから物語」「空想天国」などがある。

また、主な出演テレビドラマには、上述の「肝っ玉かあさん」を始め、「カミさんと私」「正塚の婆さん」「泣いてたまるか」「女と味噌汁」「おれの義姉さん」「あかんぼのタンゴ」「大忠臣蔵」「かあさんの四季」「ありがとう」「ほんとうに」「家族」「おふくろさん」「ゆうひが丘の総理大臣」「女たちの家」「女たちの忠臣蔵」「ちょっといい姉妹」「蝶々さんと息子たち」「女の暦」「関ケ原など多数。

その他、「サントリー」「東芝」「資生堂」「大正製薬」「日本コカ・コーラ」「フマキラー」「東京ガス」といったテレビCMなどでも活躍した。

死因は、心不全であった。64歳。糖尿病や脳梗塞、あるいはその後遺症など、晩年は健康状態に悩まされ、長きに渡って闘病生活を送っていた。

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