ジーン・ケリー

俳優・歌手・ダンサー・振付師(アメリカ)。女優であるベッツィ・ブレア、及びダンサー・振付師であるジーン・コイン、さらには作家であるパトリシア・ワードの元夫。

ダンスコンテストに出場したり、家族もダンススタジオを運営したりするなど、幼少よりダンスに親しんでいた。ニューヨーク・マンハッタンのブロードウェイでもダンサーを務めていたが、テレビ番組や長編映画の制作・配給を行うエンターテインメント企業「メトロ・ゴールドウィン・メイヤー・スタジオ」に入ったことにより、ミュージカル映画である「フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル」にて映画デビューを果たした。

受賞歴には、アカデミー賞(名誉賞)を始め、ゴールデングローブ賞(セシル・B・デミル賞)、エミー賞(子供向け番組賞)、AFI賞(生涯功労賞)、ベルリン国際映画祭(金熊賞)、ロカルノ国際映画祭(銀帆賞・最優秀男優賞)、全米映画俳優組合賞(生涯功労賞)などがある。

主な出演映画に、上述したデビュー作の「フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル」を始め、「デュバリイは貴婦人」「万雷の歓呼」「錨を上げて」「踊る大紐育」「私を野球につれてって」「巴里のアメリカ人」「ブリガドーン」「いつも上天気」「何という行き方!」「初恋」「愛のトンネル」「ハロー・ドーリー!」「ザッツ・エンタテインメント」「ビバ・ニーベル」「ザナドゥ」などがある。

また、「愛と復讐のヒロイン」「南北戦争物語 愛と自由への大地」「我が道を行く」といったテレビドラマ・テレビ映画などでも活躍した。

死因詳細不明。83歳。

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