星野道夫

(ほしのみちお)
写真家・探検家・エッセイスト。主に、アラスカの大自然や野生動物、そこで暮らす人々などを撮影し、見る人の心を揺さぶる多くの写真を残した。

「GRIZZLY」「ALASKA 風のような物語」「アークティック・オデッセイ」「GOMBE」などの写真集の他に、「アラスカ 光と風」「旅をする木」「ノーザンライツ」などのエッセイも発表している。その他の著作に、「アラスカたんけん記」「クマよ」などの写真絵本や、「星野道夫と見た風景」(妻である萩谷直子(星野直子)との共著)「表現者」「終わりのない旅」「ぼくの出会ったアラスカ」「オーロラの彼方へ」「未来への地図」といった書籍などがある。

テレビ番組の撮影・取材のため、ロシアのカムチャツカ半島南部にあるクリル湖畔を訪れた際、設営したテント内で睡眠中に、ヒグマに襲われて亡くなった。悲鳴を聞いて他のスタッフが気付いた時には、ヒグマに咥えられた状態で森に連れ去られていく状況であり、後に発見された遺体は、ヒグマによって食い荒らされていたという。当人は、他のスタッフの説得を聞き入れることなく、この時期の野生のヒグマは人間を襲わないと考えてテントに泊まり続けていたとのこと。

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