日高八郎

(ひたかはちろう)
英文学者。社会学者である日高六郎の弟。東京大学教養学部助教授・教授、東京大学名誉教授、東海大学教授などを歴任。勲三等旭日中綬章を受章。

サマセット・モーム「スパイ物語」、チャールズ・ディケンズ「大いなる遺産」などの翻訳や、「イラストで覚える英単語」「シェイクスピア案内」「アメリカ精神 アメリカ合衆国建国の歴史に残るドキュメント」などの編纂に携わった。

また、「外国文学者の態度(シンポジウム)」「記念論文集花ざかり」「「火の鳥」の問題点」「三〇年代イギリス知識人の転向問題–コードウェルとスペンダー」などの論文を雑誌に残している。

なお、名前の読みについて、濁点ありの「ひだかはちろう」ではなく、本人は濁点なしの「ひたかはちろう」と名乗っていたとのことで、本記事はそちらに従っている。

死因詳細不明。76歳。

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