武原はん

(たけはらはん)
日本舞踏家。勲四等宝冠章受章者。文化功労者。日本芸術院会員。美術評論家・装丁家・数寄者・骨董収集鑑定者である青山二郎の元妻。

「舞の会」や「一代の会」を主宰し、豪華な衣装と満ち溢れる気品を身に纏いながら舞う姿は、「動く錦絵」と称され評価された。

同じく日本舞踏家である藤間藤子吾妻徳穂とは芸風を全く異にするものの、「NHK古典芸能鑑賞会」にて、1992年に共演している。また、奇しくも3人共1998年に亡くなっている。

著書に、「おはん」「はん葉集」「のちの雪」「舞」「武原はん一代句集」「武原はん一代」「舞仏心」などがある。

受賞歴に、菊池寛賞・NHK放送文化賞受賞などがある。

死因は、心臓麻痺。95歳。誕生日を迎えた翌日に、自宅にて亡くなった。

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