フィル・ハートマン

俳優・コメディアン・声優(カナダ)。また、脚本家としての一面もあり、ティム・バートンが監督を務めた長編映画「ピーウィーの大冒険」では、脚本も手掛けている。女優であったブリン・ハートマンの夫。

アメリカのNBC(ナショナル・ブロードキャスティング・カンパニー)が制作した人気テレビ番組「サタデー・ナイト・ライブ」にて、コメディアンとしてジャック・ニコルソンなどの物まねを披露したことから、人気に火が付いた。その後、声優としてアニメに出演したり、数々の映画やテレビドラマで活躍したりした。

主な出演映画・出演テレビドラマには、上述した「ピーウィーの大冒険」を始め、「ブラインド・デート」(ブルース・ウィリスが初めて主演を務めた映画として有名)や、「サボテン・ブラザース」「クイック・チェンジ」「5つの顔を持つ男」「ローデッド・ウェポン」「ハネムーンは命がけ」「ジングル・オール・ザ・ウェイ」「スモール・ソルジャーズ」「コーンヘッズ」「となりのサインフェルド」などがある。

また、声優として出演したテレビアニメには、「アニマニアックス」「タイニー・トゥーンズ」「わんぱくダック夢冒険」「ザ・シンプソンズ」などがある。

死因は、妻ブリン・ハートマンによる射殺とされている。49歳。寝室のベッドにて、数発の銃弾を受けた状態で発見された。なお、犯行後、ブリン・ハートマンも自らの頭を銃で撃ち抜いたと見られ、そばで遺体となって発見されている。

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