菅原加織

(すがわらかおる)
俳優。同じく俳優で、声優やラジオパーソナリティなども務めていた菅原文太の息子。

「トラック野郎」シリーズや、「仁義なき戦い」シリーズ、「まむしの兄弟」シリーズなどで独特な存在感を示すトップ俳優として活躍していた父・菅原文太の力添えもあり、やくざ映画を中心に、舞台やテレビドラマなどでも活躍した。俳優デビューは高校時代で、大森一樹が監督・脚本を担当し、斉藤由貴や高井麻巳子が出演した映画「恋する女たち」だった。

出演した主な映画には、上述した「恋する女たち」を始め、「マイフェニックス」「やくざ道入門」「JINGI 仁義」「極道の妻たち」「日本極道史 野望の軍団」「東京マリーゴールド」「莟みし花」「荒ぶる魂たち」「修羅のみち」などがある。

また、出演したテレビドラマには、「真夜中の病室」「俺たちルーキーコップ」「アリバイの穴」「バラ」「世にも奇妙な物語」「遠山の金さん」「俺達は風」「赤い霊柩車」「水戸黄門」「元禄繚乱」「徳川慶喜」「赤穂浪士」「温泉若おかみの殺人推理」「ラーメン刑事「龍」の殺人推理」などがある。

Vシネマにも多数出演しており、その作品には、「日本極道史 野望の軍団」「内閣特務捜査官 ORDER」「実録・広島やくざ戦争」「デコトラ外伝 男人生夢一路」「ビッグボス BIG BOSS」「日本抗争烈島 牙の如く」「野良犬」「渋谷ミッドナイト・ウォー暗黒街」などがある。

死因は、鉄道事故であった。31歳。踏切内で電車にはねられ、病院に緊急搬送されたが、胸部や頭部を強く打っておりそのまま亡くなった。携帯電話で通話中だった上、飲酒していたとの証言もある。

タイトルとURLをコピーしました