リチャード・クレンナ

俳優(アメリカ)。テレビ・ラジオの大手商業放送ネットワークであるCBSの副社長を務めたマリア・クレンナや、俳優であるリチャード・アンソニー・クレンナの父。

南カリフォルニア大学を卒業し、高校時代から出演していたラジオ番組にて人気を博す。その後、さらなる活躍の場を求めてテレビドラマに出演するようになり、特に「スラッタリー物語」や「マッコイじいさん」で大きな支持を得た。

ほどなくして映画にも進出するが、こちらはあまり大きな話題にはならなかった。脚光を浴びるきっかけとなったのは、シルヴェスター・スタローンが主演を務める人気シリーズの第1作「ランボー」において、主人公ランボーの元上官(サミュエル・トラウトマン大佐)を演じたことである。以後、シリーズ第2作「ランボー/怒りの脱出」、及び第3作「ランボー3/怒りのアフガン」、第4作「ランボー/最後の戦場」にも出演した。

出演した主なテレビドラマには、上述した「スラッタリー物語」や「マッコイじいさん」を始め、「ジェシカおばさんの事件簿」「シカゴホープ」などがある。

また、出演した主な映画には、上述した「ランボー」シリーズを始め、「赤い空」「暗くなるまで待って」「メイド・イン・パリ」「宇宙からの脱出」「スター!」「デザーター」「リスボン特急 」「マーベリックの黄金」「朝やけの空」「白いドレスの女」「フラミンゴキッド」「5人のテーブル」「クレイジー・ファミリー/太陽がめいっぱい」「鷲の翼に乗って」「ホット・ショット2」「リバイアサン」「サブリナ」「裸の銃を持つ逃亡者」などがある。

死因は、膵臓癌であった。76歳。

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