フィリップ・ストーン

俳優(イングランド)。演劇学校にて演技を覚えたのち、空軍の隊員として第二次世界大戦への参加を経て、数多くの舞台・テレビドラマ・映画などで活躍するようになる。

代表的な出演作品には、アンソニー・バージェスの同名小説をスタンリー・キューブリック監督が映像化した風刺的SF映画「時計じかけのオレンジ」(主人公であるアレックスの父役)や、スティーヴン・キングの同名小説をやはりスタンリー・キューブリックが製作・監督して一流のホラー映画に仕立てた「シャイニング」(幽霊のデルバート・グレイディ役)などがある。なお、スタンリー・キューブリック監督の作品では、ウィリアム・メイクピース・サッカレーの小説を原作とした歴史映画「バリー・リンドン」にも出演している。

その他の出演映画には、「宇宙から来た女」「荒鷲の要塞」「オー!ラッキーマン」「007サンダーボール作戦」「アドルフ・ヒトラー最後の10日間」「エメラルド大作戦」「フラッシュ・ゴードン」「ベイビー・オブ・マコン」「インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説」などがある。

また、テレビドラマ・テレビ映画では、「コロネーション・ストリート」「ダブル・シークレット・エージェント」「おしゃれ(秘)探偵」「ジェニーズ・ウォー」「フィービー・ケイツの レース(シリーズ)」「ある作家と死」「十戒(モーゼ)」「ハーレム」などがある。

死因等の詳細は不明。79歳。

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