歌手・ピアニスト。史上最も影響力を持つシンボル的な存在の歌手の1人として、世界的に知られている。
1930年、アメリカ合衆国南東部ジョージア州にあるオールバニ生まれ。幼少時代に緑内障を原因とした盲目になるという困難に見舞われるが、ハンデをものともせず音楽活動に打ち込み、1950年代よりブルースやジャズ、R&B、ゴスペルなどを融合した「ソウルミュージック」のパイオニアとして世界的に名を馳せるようになる。
日本でも、サントリーのテレビCM用にサザンオールスターズの「いとしのエリー」をカバーするなど、親しみが深い。同曲は、「エリー・マイ・ラブ」(Ellie My Love)のタイトルで発売され、オリコンチャートでも第3位にランクインするなど大ヒットを記録した。
主な発表曲に、上述の「エリー・マイ・ラブ」を始め、「メス・アラウンド」「ベイビー・ドント・ユー・クライ」「旅立てジャック」「スティックス・アンド・ストーンズ」「我が心のジョージア」「ルビー」「ハイド・ノア・ヘアー」「ドント・セット・ミー・フリー」「ユー・アー・マイ・サンシャイン」「太陽は燃えている」「トゥギャザー・アゲイン」「ピタリ命中(Smack Dab In The Middle)」「エレノア・リグビー」「イエスタデイ」「ウィ・アー・ザ・ワールド(多数のアーティストと共演)」などがある。
映画やテレビドラマにもたびたび出演しており、その作品には、「スウィンギン・アロング」「クインシー・ジョーンズ・ライヴ・リスンアップ」「スパイ・ハード」「めぐり逢い」「ミュージカル・ブルース・ビッグ」「フェイス・オブ・ユニティ」「スーパー・デイブ 」「セサミストリート」「サタデー・ナイト・ライブ」「レイ・アレキサンダー」「こちらブルームーン探偵社」「セント・エルズウェア」「ナニー」「ウイングス」など。
レイ・チャールズ 死因
アメリカ合衆国・カリフォルニア州ビバリーヒルズにある自宅にて死去。死因は、肝疾患(肝不全による合併症)とされている。73歳。