灰谷健次郎

(はいたにけんじろう)
作家・小説家。児童文学の分野で数多くの作品を生み出し、童話「ろくべえまってろよ」は教科書にも収録された他、「太陽の子」は映画化(作品タイトル:「太陽の子 てだのふあ」)もされた。

また、デビュー作である長編小説「兎の眼」はミリオンセラーとなった上、NHK総合テレビジョンで放送されていた「少年ドラマシリーズ」でテレビドラマ化、及び映画化も実現した。

主な著書(共著・編著を含む)に、上述した作品を始め、「ろくべえまってろよ」「せんせいけらいになれ」「けんちゃんのおばけ」「どうしようかな」「オオカミがジャガイモ食べて」「わたしの出会った子どもたち」「きみはダックス先生がきらいか」「今日をけとばせ」「はだしで走れ」「うみにあるのはあしただけ」「ふたりはふたり」「いま、島で」「とんぼがえりで日がくれて」「優しさとしての教育」「子どもという巨人」「海の図」「海の物語」「このいのちいとしきもの」「コバンザメのぼうけん」「いのちまんだら」「先生はシマンチュ一年生」「子どもへの恋文」「101人のかみさま」「たいようのおなら」「しりたいねん」「学校のゆくえ」「アジアを生きる」「アジアを歩く」など、枚挙に暇がない。

受賞歴に、日本児童文学者協会新人賞、路傍の石文学賞、小学館文学賞などがある。

静岡県にある静岡がんセンターにて死去。死因は、食道癌であった。72歳。

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