中島みち

(なかじまみち)
ノンフィクション作家。代表作に、「誰も知らないあした – ガン病棟の手記」「クワガタクワジ物語」などがある。「中島道」(読み同じ)名義での活動歴もある。

1931年、京都府京都市生まれ。東京都杉並区に本部を構える東京女子大学を卒業後、ラジオ東京(現在のTBSラジオ)にアナウンサーとして入社。1958年に退社し、嘱託契約のタレントアナウンサーとして業務を続ける一方、1970年からは作家として執筆活動を開始。尊厳死、安楽死、臓器移植、癌の告知問題など、主に医療をテーマとした作品を発表した。一方で、日本訪問看護振興財団理事、日本医療機能評価機構評議員などの要職も歴任。

著書に、上述した「誰も知らないあした – ガン病棟の手記」「クワガタクワジ物語」のほか、「悔いてやまず」「がん病棟の隣人」「日中戦争いまだ終らず」「脳死と臓器移植法」「奇跡のごとく – 患者よ、がんと闘おう」「がんと戦う、がんから学ぶ、がんと生きる」「尊厳死に尊厳はあるか」「灰色の奇跡」などがある。

アナウンサー時代に出演した番組には、「ウエスタン・ヒット・パレード」「ラジオこどもコンクール」「婦人スクール」「連続小説」などがある。

主な受賞歴に、菊池寛賞、ジュニア・ノンフィクション文学賞など。

中島みち 死因

死因は、慢性呼吸不全であった。84歳。

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