(たかさきひろし)
市民運動家・牧師。海の埋め立てに反対し、入浜権(海岸に自由に入り、海水浴や魚介類採取などによって自然を楽しみ、恩恵を享受できる権利)を主張する住民運動である「入浜権運動」を推進したことで有名。入浜権運動推進全国連絡会議代表。
1931年、朝鮮京城に生まれ、関西学院大学を卒業後、兵庫県高砂市での牧師経験などを経て、公害反対運動に携わるようになる。1960年代から1970年代にかけ、高度成長経済政策によって工場の建築が進み、海岸が埋め立てられて自然が大きく破壊された状況を大きな問題と捉え、1973年より兵庫県高砂市で「入浜権運動」を始めた。
高崎裕士 死因
死因は、間質性肺炎であった。84歳。