ニック・ボックウィンクル

元プロレスラー(アメリカ)。日本のプロレス団体にも参戦し、熱戦を繰り広げたことで有名。1930~1950年代に活躍した同じくプロレスラーであったウォーレン・ボックウィンクルの息子。

1934年、アメリカ合衆国中西部ミシシッピ川沿いにあるミズーリ州のセントルイスに生まれ、学生時代はアメリカンフットボールの選手として活躍。奨学金でオクラホマシティ郊外にあるオクラホマ大学に通っていたが、怪我により奨学金を失ったことを機に、カリフォルニア大学に転学。同時に、学費を稼ぐためにプロレスラーとしてデビューする。その後、アメリカ陸軍への入隊などを経ながら着々とキャリアを積み、1950年代後半以降、徐々に人気を博すようになった。

日本でも活躍し、ジャイアント馬場アントニオ猪木ジャンボ鶴田星野勘太郎上田馬之助大木金太郎などと対戦、もしくはタッグを組んでともに戦った。

現役時代の得意技には、足4の字固め、パイルドライバー、ダブルアーム・スープレックス、パワースラム、スリーパーホールド、コブラツイストなどがある。

獲得したタイトルに、NWA世界タッグ王座、NWAパシフィック・ノースウエスト・ヘビー級王座、NWAフロリダ・タッグ王座、AWA南部ヘビー級王座、NWAハワイ・タッグ王座など、多数。

ニック・ボックウィンクル 死因

死因は、アルツハイマー病とされている。80歳。生前の2007年にWWE殿堂入りしているが、さらに没後の2016年、NWA殿堂入りも果たした。

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