俳優(韓国)。主に演劇俳優として活躍し、「クリスマスとスクルジ」「工場」「3姉妹」などの演劇のほか、「Crossing(クロッシング)」「キリマンジャロ」「オヌル」「英雄恋歌」といった映画などにも出演していた。大学路(テハンノ)の演劇界を長年に渡って支えてきた重鎮の1人とされる。
1953年生まれ。高校に在学中より演劇に携わり、1978年に中央大学演劇映画科を卒業後、演劇俳優として本格的な活動を開始。以後、上述した作品のほか、「実数連発」「ピーターパン」「アメリカ」(演劇)、「ただ君が女だという理由だけで」(映画)、「ウォンヒョ大使」(テレビドラマ)など、ジャンルを問わず多方面で多数の出演を果たした。
イム・ホンシク 死因
救急センターにて死去。死因は、心筋梗塞であった。62歳。演劇「趙氏孤児、復讐の種」の公演終了後に突如として呼吸困難で倒れて意識を失い、その場で心肺蘇生術を受けたあとに救急センターへ緊急搬送されたものの、懸命の処置も実らずそのまま死去してしまった。なお、当人は同公演にて公孫杵臼(コンソンジョグ)役を演じていたが、出演者たちの意思により残りの公演はキャンセルにはならず、最終日まで続けられたという。