杉本章子

(すぎもとあきこ)
作家。代表作「東京新大橋雨中図」で直木賞を受賞するなどの活躍で有名。

1953年、福岡県八女郡(現在の福岡県八女市)生まれ。岡山県岡山市に本部を構えるノートルダム清心女子大学を卒業後、愛知県名古屋市に本拠を置く金城学院大学大学院に進学。修了後となる1980年、「男の軌跡」で作家としてのデビューを果たす。以後、数々の作品を発表した。

発表した主な作品(共著を含む)には、上述した代表作「東京新大橋雨中図」やデビュー作である「男の軌跡」のほか、「写楽まぼろし」「間諜 – 洋妾おむら」「妖花」「信太郎人情始末帖(シリーズ)」「お狂言師歌吉うきよ暦(シリーズ)」「東京影同心」「春告鳥 – 女占い十二カ月」「起き姫 – 口入れ屋のおんな」「衝撃を受けた時代小説傑作選」などがある。

主な受賞歴に、歴史文学賞(佳作)、直木賞(直木三十五賞)、中山義秀文学賞などがある。

杉本章子 死因

死因は、乳癌であった。62歳。晩年は癌のために余命宣告を受けており、ホスピス(終末期患者緩和ケア病棟)にて執筆を続けていた。

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