ジャック・リヴェット

映画監督・脚本家・批評家・雑誌編集者(フランス)。ヌーヴェルヴァーグと呼ばれる1950年代末に始まったフランスにおける映画運動の中心人物として活躍。80歳を超えても第一線で精力的に活動を続けた。

1928年、フランス共和国のセーヌ=マリティーム県ルーアン生まれ。フランスの著名な映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」の編集長などを務める傍ら、1949年頃より監督として主に短編映画の製作を行うようになる。ほどなくして、長編映画も手掛けるようになった。

監督を務めた代表的な長編映画作品には、「地に堕ちた愛」「嵐が丘」「美しき諍い女」「恋ごころ」「ランジェ公爵夫人」「パリはわれらのもの」「狂気の愛」「修道女」「メリー・ゴー・ラウンド」「ジャンヌ・ダルク – 愛と自由の天使」「パリでかくれんぼ」「Mの物語」「ジェーン・バーキンのサーカス・ストーリー」などがある。

短編では、「ル・カドリーユ」「現代の映画作家 – ジャン・ルノワール」「王手飛車取り」「オー・カトル・コワン」「プロメテウスの誕生と死」「ニノンの冒険」「攻撃性についてのエセー」など。

フランスの首都パリにて死去。死因などの詳細は不明。87歳。

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