デイブ・ミラ

自転車競技者(アメリカ)。自転車競技のBMXで数々のメダルを取るなど、パイオニアとして活躍。

1974年、アメリカ合衆国ニューヨーク州マディソン郡のチッテナンゴ生まれ。1987年、13歳のときにHaro Bikes Corporation(ハロバイクス)のBMXチームに参加し、早々にしてスポンサー契約を獲得するなど、若くして頭角を現す。

その後、1992年にプロへと転向し、1995年から2009年にかけて開催されたEPSN Inc.主催の「X Games」(エックスゲーム)にて、金メダル14個、銀メダル6個、銅メダル4個という最多メダル獲得記録を樹立。BMX界のレジェンドとして高く評価されてきた。2016年には、BMX殿堂入りも果たしている。また、アメリカの大衆週刊誌「ピープル誌」にて、「最もホットな独身男性50人」の1人に選ばれるなど、広い層から高い人気を集めていた。

死因は、拳銃自殺とみられている。41歳。自殺の通報を受けて警察が駆け付けたところ、自動車の中で亡くなっている状態で発見されたという。2010年に細菌性髄膜炎に罹り、健康状態に悩まされる時期もあったが、見事に復帰を果たしていた。一方で死後、慢性外傷性脳症(CTE)を患っていたことが分かったとの情報もある。

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