ニコラウス・アーノンクール

指揮者・チェロ奏者(オーストリア)。世界的な指揮者として有名。16世紀から18世紀にかけてヨーロッパで使用されていた擦弦楽器である「ヴィオラ・ダ・ガンバ」を操る音楽家でもある。「ニコラウス・アルノンクール」「ニコラウス・ハルノンクール」などと表記されることもある。

1929年、ドイツ・ベルリン生まれ。ウィーン国立音楽院(現在のウィーン国立音楽大学)にてチェロを学び、卒業後はウィーン交響楽団にてチェロ奏者として活動した。以後、ヘンデルやバッハを始め、様々な作曲家の作品に積極的に取り組み、1970年代に入ってからはオペラにも携わるようになる。さらに1980年代に入ってからはモダン・オーケストラで指揮もするようになる一方、ザルツブルク音楽祭を始め、世界中の音楽祭に出演した。2015年、86歳になる直前に、体力の限界を理由として音楽界からの引退を表明。

ザンクト・ゲオルゲン・イム・アッターガウにおいて死去。死因詳細不明。86歳。

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