（ごうくらかずこ）
日本画家。芸術・美術などのさまざまなジャンルで称えるべき実績を残した人物を評価・顕彰している国立アカデミー「日本芸術院」の会員。同じく日本画家で、やはり同じく日本芸術院会員である郷倉千靭の娘。勲四等宝冠章・旭日重光章受章者。文化功労者。
東京に生まれ、1935年、東京都杉並区にある女子美術専門学校（現在の女子美術大学）を卒業。日本画家・能書家で、東京美術学校教授などを務めた安田靫彦に師事しながら、公益財団法人日本美術院の展覧会（公募展）である「院展」に数々の作品を出展。着々とキャリアを磨いた。
主な受賞歴に、日本芸術院賞（恩賜賞）、院展内閣総理大臣賞、院展文部大臣賞、日本美術院賞など。
死因は、心不全であった。101歳。
