女優・声優(アメリカ)。長年に渡って、数々の映画やテレビドラマなどで活躍した。出演した代表的な映画作品に、レナード・カッスル監督・脚本の「ハネムーン・キラーズ」(1970年)や、ジョセフ・サージェント監督、ピーター・ストーン脚本の「サブウェイ・パニック」(1973年)など。
アメリカ合衆国ミズーリ州東部にある商工業都市セントルイスに生まれ、20代後半よりテレビに出演し始める。女優デビュー作品は、1951年のテレビシリーズ作品「スターライトシアター」(Starlight Theatre)。1961年には、ポーランド系アメリカ人の人気女優キャロル・ベイカーが主演した映画「傷だらけの愛」で銀幕デビューも果たした。
そのほかの出演映画は、「裸足で散歩」「ボディガード」「男と女のあいだ」「おかしな求婚」「さよならミス・ワイコフ」「オール・オーバー・ザ・ガイ」「ローズ」「フルサークル」「ナショナル・ランプーン」「ロマンスに部屋貸します」「迷子の大人たち」「マイ・ジャイアント」「グラスハープ」「俺は元子役スター」「屋根裏のエイリアン」など、多数。
テレビ映画・テレビドラマ・テレビシリーズでは、「ダラスの長い日」「クリスマスの出来事」「アゲイン」「カリフォルニア・ガールズ」「アンネの日記」「三人の妻への手紙」「奇跡の時」「 クリスマスに願いを」「たったひとつの愛」「ナロー・エスケイプ」「ミセス・ミラクル」「スタジオ・ワン」「刑事バレッタ」「Angie」「ラブ・ボート」「 がんばれ!ブーマー」「セント・エルスウェア」「女刑事キャグニー&レイシー」「探偵レミントン・スティール」「フルハウス」「炎のテキサス・レンジャー」「LAW&ORDER:犯罪心理捜査班」「HEY!レイモンド」「デスパレートな妻たち」「メル&ジョー」「Major Crimes」「グレイズ・アナトミー」などがある。
主な受賞歴に、プライムタイム・エミー賞(最優秀助演女優賞・コメディシリーズ部門)、全米映画俳優組合賞(アンサンブル賞 )などがある。そのほか、ノミネートについてはプライムタイム・エミー賞だけで合計11回に上るなど、各賞において多数。
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにて死去。死因は、老衰であった。90歳。