今堀和友

(いまほりかずとも)
生化学者。東京大学名誉教授。心理学者・教育者である今堀友市の息子。中国史学者・原水爆禁止運動家である今堀誠二の弟。紫綬褒章・勲三等旭日中綬章受章者。

大阪府大阪市に生まれ、東京都文京区に本拠を置く国立大学である東京帝国大学(現在の東京大学)を卒業後、1953年に同大学理学博士。以後、同大学教授や、三菱化成生命科学研究所所長(のちに名誉所長および顧問)、東京都老人総合研究所所長などの要職を歴任した。

著書に、東京大学名誉教授などを務めた医学者である山川民夫との共作「生化学辞典」などがある。

受賞歴に、東レ科学技術賞、毎日出版文化賞などがある。

弟子として、2016年度のノーベル賞(生理学・医学賞)を受賞した分子細胞生物学者である大隅良典がいる。

死因は、敗血症であった。95歳。

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