キンボ・スライス

総合格闘家・ストリートファイター・プロボクサー(バハマ・アメリカ)。「最強喧嘩師」の異名を持つことで知られている。

元々は街頭などの公共の場所で暴力を駆使して戦う「ストリートファイト」で注目を集めていたが、のちにプロボクサーおよび総合格闘家として活躍するようになる。

プロボクシングの通算成績は、7戦で7勝(6KO)という見事なもので、無敗を誇っていた。総合格闘技では、8試合で5勝(3KO)2敗、1無効試合(薬物検査失格による)。なお、2度の敗戦はいずれもTKOで、相手は元プロアメリカンフットボール選手であるマット・ミトリオン、およびブラジリアン柔術黒帯でキックボクサーでもあるセス・ペトルゼリであった。

なお、総合格闘技のエキシビジョンとしても2試合を戦っており、1勝1敗(TKO負け)に終わっている。敗れた相手は、元IFL世界ヘビー級王者であるロイ・ネルソンであった。

また、俳優としていくつかの作品に出演を果たしている。デビューはテレビ番組の「Merry Christmas, Drake & Josh」(2008年)で、以降、「The Scorpion King 3」「Locked Down」「Dawg Fight」「Circle of Pain」「Blood and Bone」などの映画でも活躍した。

病院にて死去。死因は、心不全であった。42歳。1ヵ月後にはイギリスの総合格闘家であるジェームス・トンプソンとの対戦が予定されていた。

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