菅原チネ子

(すがわらちねこ)
女優。代表的な出演作品に、脚本家の橋田壽賀子の代表作としても著名なTBS系列のテレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」(第1シリーズにて「聖十字病院」の看護婦長役を演じた)や、山崎豊子原作で何度もテレビドラマ化されている医療ドラマ「白い巨塔」、日本テレビ系列で放送されていた大人気刑事ドラマ「太陽にほえろ!」(テレビドラマ)などがある。「菅原ちね子」とひらがなで表記されることもある。

岩手県東磐井郡(現在の岩手県一関市)に生まれ、劇団文化座における舞台での活躍などを経て、数々のテレビドラマや映画に出演するようになった。

上述した以外の出演テレビドラマには、「鬼平犯科帳」「あにき」「おゆう」「俺はご先祖さま」「心」「裸の大将」「3年B組金八先生」などがある。

また、映画では、伊丹十三が監督を務め、宮本信子や三國連太郎が出演した1988年の映画「マルサの女2」(ヤクザの脅しから必死に夫をかばう大衆食堂のおかみさん役)などがある。

また、海外ドラマ・海外映画の吹き替えも担当している。その作品には、「私が、生きる肌」「ミラーズ2」「名探偵ポワロ」「ミレニアム/ドラゴン・タトゥーの女(スウェーデン映画)」など。

東京都内にある病院にて死去。死因は、肺癌であった。77歳。

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