栗田裕夫

(くりたひろお)
実業家・企業家。コンビニエンスストア最大手であるセブン-イレブン・ジャパンの元社長として有名。

1943年に上田中学校(現在の長野県上田高等学校)を卒業後、陸軍士官学校に入学、1945年に卒業。その後、自衛隊に入団し、1979年11月から1981年3月まで司令部を北海道札幌市・真駒内駐屯地に置く陸上自衛隊第11師団の団長・陸将を務めた。1981年に株式会社セブン-イレブン・ジャパンに入社、カリスマ的経営者として君臨した鈴木敏文のあとを受け、1992年に同社の社長に就任。1995年に発生した阪神・淡路大震災においては、同社トップとして対応を陣頭指揮し、ヘリコプターによる弁当空輸などの被災者支援に取り組んだ。1997年5月、健康上の理由で社長を退任、その座を工藤健に譲った。

死因は、多臓器不全であった。90歳。

タイトルとURLをコピーしました