森山周一郎

(もりやましゅういちろう)
俳優・声優・ナレーター。独特の低く渋い声質には、定評があった。

出演作品に「遊星王子」「ダイヤル110番」「七人の刑事」「特別機動捜査隊」「太閤記」「源義経」「竜馬がゆく」「徳川慶喜」「乗っていたのは二十七人」「ウルトラマン」「三匹の侍」「怪奇大作戦」「東京バイパス指令」「ザ・ガードマン」「五番目の刑事」「ガッツジュン」「プレイガール」「遠山の金さん捕物帳」「大江戸捜査網」「太陽にほえろ!」「夜明けの刑事」「特捜最前線」「西部警察」「大都会25時」「ハングマンGOGO」「大岡越前」「水戸黄門」「古畑任三郎」「理想の結婚」「サラリーマン金太郎」「はみだし刑事情熱系」「新・科捜研の女」「相棒」「セレブと貧乏太郎」「エール」など多数のテレビドラマや、「ゴルゴ13」「Shall we ダンス?」「釣りバカ日誌イレブン」「1リットルの涙」「ファンタスティポ」などの映画がある。また、「ミスターサンデー」にてニュースキャスターを担当したり、「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」「やりすぎコージー」「行列のできる法律相談所」「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!」「出没!アド街ック天国」などのバラエティ番組にも出演したりした。声優としても多数のテレビアニメや劇場アニメに出演した他、海外ドラマや海外映画の吹き替え、ナレーションなど、幅広く活躍した。さらに、「アートネイチャー」「エステー化学「サッポロビール」「サントリー」「すかいらーく」「ブリヂストン」「モービル石油」「日産自動車」「日本マクドナルド」「ENEOS」など、名だたる企業のテレビCMにも多数出演。「冬はかならず春―我が娘の登校拒否、そして今…」という著書もある。

20年ほど前には、脳梗塞を発症し、手足のしびれなどに悩まされていた。またその後、一過性脳虚血発作による不随意運動も起きるなど、健康状態に不安を抱えていた。さらに、自宅における転倒により、腰と大腿骨を骨折する事態となり、体調悪化の上、救急搬送・緊急入院した経験がある。

死因は、肺炎であった。86歳。

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