(しょうふくていにかく)
落語家・タレント・司会者。上方落語の名跡「笑福亭仁鶴」3代目。大阪府大阪市に本拠を構える大手芸能プロダクション「吉本興業」所属。同社特別顧問。
数多くの落語の舞台で活動する傍ら、バラエティ番組やラジオ番組など、各種メディアにおいても数々の冠番組を抱え、お茶の間の人気を博した。
出演した主なバラエティ番組や情報番組、お笑い番組には、「仁鶴とあそぼう!」「アタック仁鶴」「とにかく仁鶴」「仁鶴・たか子の夫婦往来」「大阪ほんわかテレビ」「仁鶴の夫婦でぶちかまし」「お笑いオンステージ」「ズームイン!!朝!」「ナイトモーニン」「初詣!爆笑ヒットパレード」「どんなんかな予備校」などがある。
出演したテレビドラマには、「銭形平次」「座頭市物語」「柳生一族の陰謀」「心はいつもラムネ色」「どてらい男」「騎馬奉行」「江戸の用心棒」「大江戸捜査網」「夫婦善哉」「沓掛時次郎」「だんらん」などがある。
映画では、「男三匹やったるでぇ!」「体験旅行」「座頭市御用旅」「桜の森の満開の下」「青葉学園物語」「ギャンブル一家」「流転の海」「釣りバカ日誌14」「酒井家のしあわせ」など。
ラジオ番組では、「FMシアター・夫婦うどん」「仁鶴の日曜想い出メロディー」「ABCヤングリクエスト」「仁鶴の楽書き帖」「仁鶴のなんやかんや土曜日です」「ニイハオ!仁鶴」「MBSヤングタウン」「ごきげんさん!3時は笑福亭仁鶴です」「ヒットでヒット – バチョンといこう!」「仁鶴・裕子の午後の小径」「笑福亭大仁鶴」など。
著書に、「仁鶴の鼻ちょうちん」「仁鶴の落語」「仁鶴の頭のマッサージ」など。
主な受賞歴に、日本放送協会放送文化賞、大阪市民表彰(文化功労賞)、上方お笑い大賞、日本放送作家協会賞(演芸部門)、大阪府民劇場奨励賞などがある。
大阪府にある自宅にて死去。死因は、骨髄異形成症候群であった。84歳。死去の事実は、数日が経過したのちに所属事務所である吉本興業より発表された。