政治家(イタリア)。元首相。キリスト教民主党に所属。メディアの記事などでは、「アルナルド・フォルラニ」との表記がなされることも多い。
1958年に下院議員に当選後、国防相・無任所相・外相・キリスト教民主党党首などの要職を歴任した。1980年には首相となり、党内のスキャンダルに対する沈静化や地震による災害対策などに尽力した。首相在任当時の大統領は、イタリア社会党のアレッサンドロ・ペルティーニ。
1990年代前半に、イタリアにて「汚職の町」を意味する「タンジェントポリ」と呼ばれる汚職追及や政界再編の波が訪れると、自身も不正蓄財などによる非難を受けて結局は政界からの引退を余儀なくされた(1994年)。
イタリアの首都ローマにある自宅にて死去。死因詳細不明。97歳。