石川喬司

(いしかわたかし)
作家・評論家。日本推理作家協会常任理事。日本文芸家協会会員。日本SF作家クラブ名誉会員。競馬国際交流協会評議員でもある。

東京大学を卒業後、毎日新聞に入社、記者や「サンデー毎日」の編集者などを経て、「魔法つかいの夏」で作家デビュー。また、小松左京星新一らと日本SF作家クラブを設立するなど、精力的に活動していた。

1979年には、評論集である「SFの時代」にて日本推理作家協会賞を受賞。

主な小説作品に、上述した「魔法つかいの夏」を始め、「アリスの不思議な旅」「エーゲ海の殺人」「世界から言葉を引けば」「ホース紳士奮戦す」「絵のない絵葉書」などがある。

また、評論作品では、上述した「SFの時代」を始め、「極楽の鬼」「IFの世界」「SF・ミステリおもろ大百科」などがある。

その他、「競馬聖書」「傑作競馬小説集」「紳士は競馬がお好き」「ターフの誘惑」「競馬場の歩き方」など、競馬関連でも数々の著書がある。

病院にて死去。死因は、肺炎であった。92歳。

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