トニー・ベネット

歌手(アメリカ、ポピュラー・ジャズ)・画家。

1951年、「ビコーズ・オブ・ユー」が大ヒットを記録し、注目を集めた。1962年には「想い出のサンフランシスコ」(原題は「I left my heart in San Francisco」、邦題は「霧のサンフランシスコ」とされることもあり)にてグラミー賞の最優秀男性ソロ・ヴォーカル賞及び最優秀レコード賞を受賞。その後も、2014年にレディー・ガガと共演し、「チーク・トゥ・チーク」でグラミー賞を受賞するなど、これまでの受賞歴はグラミー賞20回、エミー賞2回に及ぶ。

主な発表シングルに、上述した「ビコーズ・オブ・ユー」の他、「コールド・コールド・ハート」「ブルー・ヴェルヴェット」「ストレンジャー・イン・パラダイス」「Rag to riches」「In the middle of an island」「Cinnamon sinner」「Who can I turn to」「Good life」などがある。

また、主な発表アルバムには、上述の「チーク・トゥ・チーク」の他、「ロング・アゴー・アンド・ファー・アウェイ」「ホエン・ライツ・アー・ロウ」「I left my heart in San Francisco」「Snowfall」「Tony Bennett’s all time greatest hits」「Perfectly Frank」「Duets;an American classic」「Love for Sale」がある。なお、「Love for Sale」もレディー・ガガとの共作。

日本にも度々来訪しており、大阪・フェスティバルホール、愛知厚生年金会館、サントリーホール、Bunkamuraオーチャードホール、東京国際フォーラムなどで公演を行った。

著書に「What my heart has seen」「Life ia as a gift」「The Good life」など。

死因詳細不明。96歳。晩年は、アルツハイマー病に罹っており、記憶を失いがちだったとのこと。2021年には体への負担から、ライブパフォーマンスからの引退を表明していた。

タイトルとURLをコピーしました