納谷宣雄

(なやのぶお)
実業家。日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の黎明期から活躍を続け、日本の伝説的プロサッカー選手となっている三浦知良(キング・カズ)、及び日本フットボールリーグ(JFL)の鈴鹿ポイントゲッターズで監督を務める三浦泰年の父。

実業家として日本とブラジルを往来し、装飾紐である「ミサンガ」を日本に持ち込んで流行らせたことでも知られている。ブラジルのサッカーに通じており、サンパウロ協会で理事を務めたこともある。また、静岡FCのゼネラル・マネージャーも務めた他、1969年には、日本初となるサッカーショップ「GOAL」を静岡市内に開店するなど、日本・ブラジルの架け橋となって奔走しながら、日本サッカー界の発展に多大な貢献を果たした。当人に観せられた1970年のワールドカップ・メキシコ大会におけるブラジル代表の映像に刺激を受け、カズがブラジルに渡ってプロサッカー選手を目指すようになったことも有名な話である。

病気のため。死因となった病名などの詳細は不明。81歳。かねてより膵臓や肝臓の治療を受けており、9月に入って容体が急変したとのこと。死去の事実は、鈴鹿ポイントゲッターズより公式サイトにて発表された。

タイトルとURLをコピーしました