フェルナンド・ボテロ

画家・彫刻家・芸術家(コロンビア)。描写的・具象的と定義されるフィギュラティヴ・アートを代表する人物の1人として、世界中から高い評価を得ている。その作品は、絵画界におけるスペイン出身の巨匠、パブロ・ピカソと重ねられることも多く、「南米のピカソ」とも呼ばれた。

10代で絵画に魅了されてその道に進む決意を固め、ヨーロッパに渡って研鑽を積みながら、人物画を中心に作品を残した。また、1970年代からは、彫刻家としても活躍した。

生み出された作品の数々は、オークションにおいて高額で競り落とされるのが常であり、その半生がドキュメンタリー映画となった他、日本でも個展「Botero at Ebisu」が開催された。

主な作品に、「Via Crucis」「Smoking woman」「Woman Drinking With Cat」「Maternity」「The Hand」「鏡の前の女」など。

自宅にて死去。死因は、肺炎であった。91歳。数日前より体調を崩していたとのこと。

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