ティム・ウェイクフィールド

元プロ野球選手(アメリカ)。「ティム・ウエークフィールド」と表記されることも多い。アメリカのプロ野球リーグであるメジャーリーグベースボール(MLB)において、通算200勝を挙げた投手として有名。無回転のボールが不規則に変化しながら落ちる変化球「ナックルボール」を駆使したピッチングが特徴。

1988年、フロリダ工科大学の選手として初のドラフト指名を受けピッツバーグ・パイレーツに入団、1992年、セントルイス・カージナルス戦でデビューを飾った。1994年には年間を通じてマイナーリーグ暮らしとなり解雇の憂き目に遭うが、1995年にボストン・レッドソックスに移籍、「揺れる魔球」と呼ばれるナックルボールを武器に16勝を記録した。その後、1998年に17勝、2005年に16勝を挙げるなどコンスタントに活躍。2007年には、同年に入団した日本の投手、松坂大輔・岡島秀樹らと共に活躍し、17勝を挙げた。

2009年には、42歳にして初めてオールスターゲームにも選出された。2011年、45歳まで稼働したのち、引退した。受賞歴に、カムバック賞、ロベルト・クレメンテ賞など。

プロ19年の通算成績は、627試合登板で200勝180敗、奪三振2,156、防御率は4.41。

死因は、脳腫瘍であった。57歳。訃報は、ボストン・レッドソックスより公式サイトにて発表された。

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