泉正文

(いずみまさふみ)
事業家・スポーツ振興家。特に、日本スポーツ協会(旧・日本体育協会)副会長や、日本水泳連盟副会長兼専務理事を務めたことで知られている。

スイミングスクールの運営会社に勤務していたことをきっかけに、日本水泳連盟の業務に従事、以後、スポーツ界の振興に尽力。国民体育大会(国民スポーツ大会)における参加人数削減を始めとした効率化など、運営改善のための改革に貢献した。また、鈴木大地氏・古橋廣之進氏ら、日本水泳連盟の歴代会長を副会長や専務理事の立場から支え、高速水着問題や日本代表の選考基準問題などに対峙した。また、2012年のロンドンオリンピックでは、水泳日本代表チームのリーダーを務めた。

これらを含め、歴任してきたスポーツ界における要職は、財団法人日本水泳連盟理事・常務理事・専務理事・顧問、財団法人日本体育協会理事・常務理事・専務理事・副会長・国民体育大会委員長、公益財団法人日本水泳連盟副会長兼専務理事、公益財団法人全国高等学校体育連盟理事、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事、一般財団法人ワールドマスターズゲームズ2021関西組織委員会理事・副会長、公益財団法人日本スポーツ協会日本スポーツ少年団本部長・副会長・顧問など。

死因は、心不全であった。75歳。死去の事実は、日本水泳連盟より明らかにされた。

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