田中秀夫

(たなかひでお)
経済学者・経済学博士。京都大学名誉教授。愛知学院大学客員教授。専門は、経済思想史を始め、政治思想史、社会思想史など。

滋賀県に生まれ、滋賀県彦根市に本拠を構える滋賀大学を卒業後、京都大学大学院などを経て、甲南大学教授、京都大学教授、京都大学大学院教授、京都大学経済学部長、愛知学院大学教授、愛知学院大学大学院教授、日本イギリス哲学会会長、経済学史学会代表幹事などを歴任。1992年には、京都大学において経済学の博士を取得した。

著書(共著・編著を含む)に、「文明社会と公共精神」「スコットランド啓蒙思想史研究」「原点探訪 – アダム・スミスの足跡」「啓蒙と改革」「近代社会とは何か」「スコットランド啓蒙とは何か」「啓蒙の射程と思想家の旅」「野蛮と啓蒙」「啓蒙のエピステーメーと経済学の生誕」「共和主義の思想空間」「啓蒙と社会」などがある。

訳書には、「方法としての自己破壊」(アルバート・O・ハーシュマン)、「道徳哲学序説」(フランシス・ハチスン)、「マキァヴェリアン・モーメント」(ジョン・グレヴィル・アガード・ポーコック)、「政治論集」(デイヴィッド・ヒューム)、「商業社会の政治学」(イシュトファン・ホント)、「社会科学と高貴な未開人」(ロンルド・ミーク)など、多数。

京都府宇治市にある病院にて死去。死因などの詳細情報は不明。74歳。なお、死去の事実は、3ヵ月近くが経過した翌2024年3月に明らかとなり、マスコミなどで報道された。

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