野村啓司

(のむらけいじ)
アナウンサー。元毎日放送(MBS)アナウンサーで、のちにフリーとなった。「啓ちゃん」の愛称で親しまれ、お茶の間の人気を博した。

京都府京都市に生まれ、兵庫県西宮市に本拠を構える関西学院大学を卒業後、1971年、株式会社毎日放送にアナウンサーとして入社。2001年にアナウンサー室長になるなど同社にて長年活躍し、2008年に定年退職、パーソナリティとしては同社専属のまま、フリーアナウンサーとなる。

担当した主なテレビ番組には、「クイズ!!ひらめきパスワード」「すてきな出逢い・いい朝8時(旧タイトル:八木治郎ショー・いい朝8時)」「きらめきワイド」「史上最強のクイズ王決定戦」「女系家族」「あどりぶランド」「ちちんぷいぷい」「乾杯!トークそんぐ」などがある。

ラジオ番組では、「こども音楽コンクール」「歌ってしゃべって当てましょう」「こちらベスト歌謡曲」「なにはなくとも野村啓司です」「ノムラでノムラだ♪」「野村啓司のさそわれて京都」「野村啓司のわたしの歌は茜色」「熟メン!野村啓司です」「今日は日曜♪野村啓司のラジオなひととき」「Hit&Hit!」「野村啓司の懐メロ♪ジュークボックス」「人生という宝物」などがある。

そのほか、「痛散湯」(株式会社再春館製薬所)、「アサヒスーパードライ」(アサヒビール株式会社)といったテレビCMなどでも活躍した。

死因などの詳細は明らかになっていない。75歳。死去の事実は、葬儀などが執り行われたあと、死後2週間ほどが経過してから毎日放送により公表された。亡くなる前年より体調を崩しており、死去9日前に放送されたラジオのレギュラー番組「人生という宝物」(MBSラジオ)にて、体調不良のため降板の上、療養生活に入る旨を自ら発表していたが、その僅か3日後に帰らぬ人となってしまった。

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