ダディ竹千代

(だでぃたけちよ)
ミュージシャン・音楽プロデューサー。1970年代末から1980年代にかけて活躍したコミックバンド「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」にて、ヴォーカルを務めていたことで知られている。破天荒なパフォーマンスで注目を集めたほか、高い人気を誇るニッポン放送の深夜ラジオ番組「オールナイトニッポン」でパーソナリティーを務めたこともある。

「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」は1976年結成。1978年に、シングル曲「電気クラゲ」にてビクターよりデビュー。1980年にファースト・アルバム「First」を、翌1981年にはセカンド・アルバム「イデオット・プロット」(Idiot Plot)を発表したが、同年限りで解散した。そのほかの発表シングルには、「船乗りの夢」「偽りのDJ」など。発表アルバムには、「伊賀の影丸」などがある。

当人は「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」の解散後も音楽活動を続け、1987年にはソロアルバム「チェースト」を発表したほか、テレビ朝日系列で放送されていた「パオパオチャンネル」から独立したミニ番組「ピッカピカ音楽館」にて音楽プロデュースも行った。なお、「ダディ竹千代&東京おとぼけCATS」は、90年代までに2回の再結成を経て、最終的に3度目の解散をするに至っている。

著書に、自伝的エッセイ小説「突然の青春」など。

東京都内にある自宅にて死去。死因は、慢性心不全急性増悪であった。70歳。

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