御童カズヒコ

(みどうかずひこ)
漫画家。代表的な作品として、「ウルトラ忍法帖」「温泉ガッパドンバ」「らじかるDreamin’」などがよく知られている。空手家であり、全日本硬式空手道連盟会長などの要職も務めた千葉拳二郎の息子。デビュー当時は、友人とともに「フジオ・カズヒコ」名義で活動していた。また、「須王マンボの介」のペンネームで活動していた時期もある。

1961年、静岡県伊東市生まれ。宮城県仙台市に本部を置く東北学院高等学校に在学中から漫画を描き始め、専門学校への通学などを経て、1981年、小学館の漫画雑誌「少年ビッグコミック」において「らんちきDAY by DAY」でデビューを果たす。しばらく友人とのコンビで「フジオ・カズヒコ」を名乗っていたが、友人の就職を機に独り立ちし、「御童カズヒコ」名義で活動するようになった。

主な作品に、上述した「ウルトラ忍法帖(シリーズ)」「温泉ガッパドンバ」「らじかるDreamin’」や、デビュー作「らんちきDAY by DAY」を始め、「にくったらシェリフ」「あくまでデブル」「大貝獣物語II」「電光石火ニトロ」「ウサ探」「ま、いっか – カッパ君それなりの日常 -」「ごぞんじ!月光仮面くん」「ロックマン4コマ大行進」などがある。

主な受賞歴に、講談社漫画賞(児童部門、2004年)などがある。

死因は、食道癌であった。62歳。死去の事実は、近親者のみで葬儀などが執り行われたあと、亡くなって1ヶ月以上が経過してから当人の公式X(旧名称:Twitter)にて発表された。

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