木村昇 | 亡くなった有名人の死因・年齢など

（きむらのぼる）
シンガーソングライター・ミュージシャン・作曲家。ロックバンド「TALIZMAN」のヴォーカリストとして有名。ソロアーティストとして、「ハーリー木村」「HARRY」といった名義での活動歴もある。

1952年、兵庫県姫路市生まれ。1969年、17歳のときに上京し、「上野信一と東京ラティーノス」のオーディションを受けて見事合格。アルトサックスを担当した。1979年、発地伸男や石川恵樹らとロックバンド「TALIZMAN」を結成。翌1980年にコロムビアからデビューを果たし、TBS系列で放送されていた特撮ドラマ「ウルトラマン80」のテーマ曲を手掛けるなど当初より注目を集めた。以後、数々のシングル曲やアルバムを発表するが、1981年に脱退している。

「TALIZMAN」としての発表シングルには、「ゴジラ」「Aquarius」「ウルトラマン80」「がんばれウルトラマン80」「ユア・ナンバー・ワン」「シーズン」など。アルバムには、「ロック組曲 – 超人ロック」「超人ロック – 炎の虎」「超人ロック – ロード・レオン」などがある。

ソロ歌手としても活躍し、発表した作品には、「LOVE IS EVERYTHING」「輝く王者ドルギラン」「青い地球は母の星」「ロック・ザ・ズーパーマン」「エスパー・ファイティング」「テクノボイジャー」「宇宙はひとつ」「BELIEVE IN YOU」など。その多くが、特撮作品やアニメ作品の主題歌・挿入歌として使用されている。

作曲を手掛けた作品には、西田敏行が歌った「娘たちよ」を始め、「夢を飲まないか」（金沢明子）、「黄昏うらない」（秋野暢子）、「JODAN JODAN」（海援隊）、「コールガール」（MIE）、「ラブ・イズ・オール」（堀江美都子）などがある。