岡宏

(おかひろし)
音楽家・バンドマスター・指揮者・作曲家。楽団バンド「岡宏とクリアストーンズ」のバンドマスターとして知られていたほか、テナーサックス奏者や芸能プロダクション社長、在日韓国人文化芸術協会会長なども務めていた。韓国の人気歌手であったキム・ヨンジャの元夫。

1941年、東京都に生まれ、日本大学在学中にアルトサックス奏者としてソサエティ楽団に入団。卒業後にプロとなり、テナーサックスプレイヤーとして活躍。1974年にはフル編成楽団「クリアトーンズ・オーケストラ」を結成し、指揮者として活動。2023年6月には歌手デビューも果たし、ディナーショーなどを行っていた。

「クリアトーンズ・オーケストラ」として発表したアルバムには、「SWING JAZZ FOR HAWAIAN SONGS」「聖者の行進」「モーニン」など。

主な受賞歴に、日本作曲家協会・日本著作家連合功労賞、上野観光協会表彰(上野不忍池・水上音楽堂30年連続出演)などがある。また、社会活動にも積極的に関わり、日本と韓国の文化交流に尽力した功績が評価されて韓国政府から文化功労賞を授与されたほか、メキシコ日本人会友好賞、ブラジルサンパウロ州議会アンシェッタ賞、日本政府法務大臣表彰なども受けている。

岡宏 死因

東京都内にある病院にて死去。死因は、脳梗塞であった。83歳。亡くなる3日ほど前に、突然脳梗塞を発症して病院に緊急搬送。回復して前夜までは元気だったものの、夜中に容体が急変したという。僅か25日ほど前には、東京都内のディナーショーにて新曲である「女好きのエルボラーチョ」を初披露し、元気な姿を見せていたばかりであった。しかしながら既に同時期、全身の癌によって余命1年の宣告を受けていたとの話もある。

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