(かつらさいが)
落語家。一般社団法人落語協会所属。日本テレビ系列で長年に渡って放送されている人気演芸番組「笑点」の大喜利メンバーとして活躍していたことなどで有名。
1950年、東京都大田区生まれ。海上自衛隊への入隊などを経て、1972年、九代目桂文治に入門。1977年、二ツ目に昇進。1978年に桂文治(9代目)の死去に伴い、古今亭志ん朝の門下へ移籍。同時に、「古今亭朝次」へ改名した。1980年より上述の通り「笑点」の大喜利メンバーに参入(1988年に降板)。1985年、真打に昇進し、七代目桂才賀を襲名した。数々の高座で人気を博したほか、少年院や刑務所、拘置所などへの慰問活動を精力的に行ったことでも知られる。その慰問回数は、実に1,000回以上を数えるという。1993年には、芸人の慰問団である「統幕芸激隊」を結成し、自ら隊長を務めながらさらに積極的な活動を展開した。
著書に、「刑務所通いはやめられねぇ 〜 笑わせて、泣かせる落語家慰問 〜」「子供を叱れない大人たちへ」「もう一度、子供を叱れない大人たちへ – 少年院慰問1,000回を超える落語家から、親・教師へのメッセージ -」などがある。
弟子に、桂やまと(3代目)など。
主な受賞歴に、国立劇場金賞、社会貢献支援財団社会貢献賞、法務大臣賞など。
桂才賀 死因
死因は、虚血性心疾患であった。74歳。