ミュージシャン。ジャズ・ファンク(ジャズとファンクを高度に融合させた音楽)のパイオニアとして世界的に有名。金属製の音板をもつ鍵盤打楽器(鉄琴)の1種として知られるヴィブラフォンの演奏者でもある。
1940年、アメリカ合衆国西部太平洋岸にあるカリフォルニア州のロサンゼルス生まれ。20代前半である1960年代初頭より本格的に音楽活動を開始し、1963年のアルバム「West Coast Vibes」にてデビュー。さらに自身のバンドである「ロイ・エアーズ・ユビキティ」を結成し、独自性のある洗練されたジャズ・ファンクを世間に広め、多くのラッパーたちに影響を与えた。1976年には、同バンドが発表したアルバム「Everybody Loves the Sunshine」(エブリバディ・ラブズ・ザ・サンシャイン)が大ヒットを記録。専門家からも高い評価を受けた。
そのほかの発表アルバムに、「Stoned Soul Picnic」「Virgo Vibes」「Virgo Red」「He’s Coming」「Red, Black and Green」「Vibrations」「Africa, Center of the World」「No Stranger to Love」「You Might Be Surprised」「Wake Up」「Double Trouble」「I’m the One for Your Love Tonight」「Perfection」「Mahogany Vibe」などがある。
ロイ・エアーズ 死因
アメリカ合衆国ニューヨーク州のニューヨーク市にて死去。死因などの詳細は明らかになっていないが、長い間病魔と闘っていたという。84歳。