ジャック・レモン

俳優(アメリカ)。喜劇俳優として、戦後におけるアメリカ映画界の発展に貢献した第一人者。世界三大映画祭と呼ばれる「カンヌ国際映画祭」「ベルリン国際映画祭」「ヴェネツィア国際映画祭」のすべてにおいて、男優賞を獲得した俳優としても知られている。

同じくアメリカの俳優であるウォルター・マッソーとは盟友であり、コメディ作品において度々コンビを組んで共演し、双方とも高い評価を得た。

受賞歴に、上述したとおり世界三大映画祭における男優賞を始め、 アカデミー賞(主演男優賞、助演男優賞)、英国アカデミー賞(主演男優賞)、ゴールデングローブ賞(主演男優賞、ベスト・アンサンブル賞、セシル・B・デミル賞)などがある。

主な出演映画には、「有名になる方法教えます」「ミスタア・ロバーツ」「マイ・シスター・アイリーン」「カウボーイ」「夜の乗合自動車」「お熱いのがお好き」「アパートの鍵貸します」「南太平洋ボロ船作戦」「酒とバラの日々」「あなただけ今晩は」「ヤムヤム・ガール」「女房の殺し方教えます」「恋人よ帰れ!わが胸に」「ちょっとご主人貸して」「おかしな二人」「コッチおじさん」「お熱い夜をあなたに」「セイヴ・ザ・タイガー」「フロント・ページ」「マイ・ハート マイ・ラブ」「 チャイナ・シンドローム」「エアポート’77/バミューダからの脱出」「ミッシング」「マカロニ」「JFK」「晩秋」「ショート・カッツ」「ザ・プレイヤー」「摩天楼を夢みて」「ハムレット」「グラスハープ」「バガー・ヴァンスの伝説」「カリブは最高!」などがある。

また、出演したテレビシリーズには、「七十年目の審判」「ロング・ウェイ・ホーム」「12人の怒れる男 評決の行方」「モリー先生との火曜日」「風の行方」などがある。

病院にて死去。癌の合併症のため。76歳。晩年は体調が悪化しており、健康状態に悩まされていた上、アルコール依存症であることも公表していた。

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