肺炎で亡くなった有名人

人がこの世を去ってしまう原因となる病気としては癌が最も恐れられていますが、肺炎も毎年死因の上位にランキングされる病気です。特に、65歳以上の高齢者になると肺炎で亡くなる方が多くなり、80歳以降ではさらに順位が上がる傾向にあります。

厚生労働省政策統括官「人口動態統計」による2021年の死因順位では、1位が悪性新生物(癌)、2位が心疾患、その後、老衰、脳血管疾患と続き、第5位に肺炎がランクインしています。この順位は、毎年ほぼ変化がありません。また、65~79歳では第4位、80~100歳以上では第3位と、高齢になるにしたがって順位が上がるのも毎年同様です。

肺炎の症状としては、咳・発熱・たんなどがあり、風邪と非常に似ていると言えます。そのため、初期症状が現れているものの軽く考えてしまい、発見が遅れることもあるようです。肺炎は肺の中に感染症が起きている状態で、肺の中にある肺胞(体内にある二酸化炭素と呼吸によって吸い込まれた酸素を交換する組織)に炎症が起こるものです。近年では、2020年から2022年頃にかけて特に流行した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹り、それに伴う肺炎のために亡くなってしまった芸能人や有名人の方が何人もいらっしゃったのは記憶に新しいところです。

以下、参考までに肺炎で亡くなってしまった有名人の方を挙げてみます(ほんの一部)。膨大な量に上るため、すべてを掲載することは叶いませんが、数々の著名人の命を奪った病気であることがお分かりいただけるかと思います。

肺炎で亡くなった有名人の方々

タイトルとURLをコピーしました