眉村卓

(まゆむらたく)
小説家・SF作家。日本SF作家クラブの事務局長を務めたこともあり、その後、同クラブの名誉会員になった。その他、平安女学院大学文化創造センター客員教授・大阪芸術大学芸術学部文芸学科教授・大阪芸術大学院芸術研究科教授などを歴任。泉鏡花文学賞・星雲賞日本長編部門・日本SF大賞功績賞の受賞歴あり。

ショートショート(掌編小説、短編小説の殊更短いもの)で多くの作品を残し、その数は「ショートショートの神様」と呼ばれた星新一が残したショートショートの倍近くに相当する、3,000に達するとのこと。

発表作に「燃える傾斜」「万国博がやってくる」「ながいながい午睡」「まぼろしのペンフレンド」「なぞの転校生」「ねじれた町」「還らざる城」「ねらわれた学園」「深夜放送のハプニング」「白い小箱」「つくられた明日」「ぼくたちのポケット」「とらえられたスクールバス」「ポケットのABC ショート・ショート」「ポケットのXYZ ショート・ショート」「ふつうの家族 ショート・ショート」「迷宮物語」「不定期エスパー 長篇青春冒険ロマン」「こんにちは、花子さん」「頑張って、太郎さん」「ライトグレーの部屋」「ゆるやかな家族」「精神集中剤」「カルタゴの運命」「妻に捧げた1778話」「日課・一日3枚以上」「たそがれ・あやしげ」「その果てを知らず」「夕焼けのかなた」「引き潮のとき」「契約締結命令」など多数。

「まぼろしのペンフレンド」「なぞの転校生」「ねらわれた学園」「僕と妻の1778の物語」「時空の旅人」「迷宮物語」など、テレビドラマ化・映画化・アニメ映画化された作品も多い。

死因は、誤嚥性肺炎であった。85歳。

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