又市征治

(またいちせいじ)
政治家。元参議院議員。社会民主党幹事長・副党首を歴任後、党首を務めたことで知られている。その他、日朝国交正常化推進議員連盟副会長なども歴任。

富山県職員・自治労富山県本部執行委員長などを経て、初当選は2001年、参議院議員通常選挙における比例区にて。2003年より、福島瑞穂党首の下で幹事長に就任、「人切り又市」と呼ばれるほどの党内人事改革を行い、党本部職員の人員整理による人件費削減を進めた。2007年の参議院議員通常選挙で再選し、同じく福島瑞穂党首の要請で副党首に昇格。その他、社民党参議院議員会長・社民党富山県連合代表なども務めた。

また、2013年の参議院議員通常選挙において3度目の当選を果たすと、2018年には党首だった吉田忠智の後を継いで党首に就任。しかしながら2019年、肺癌を患っていることが発覚し、健康上の理由で同年の参議院議員通常選挙には出馬せず、引退する意向を示した。翌年の党首選挙にも立候補せず、党顧問に就任。

その後、2021年に党顧問を辞任、社民党富山県連の立憲民主党合流に伴い、自身も立憲民主党に入党。社会民主主義フォーラム顧問などを務めた。

著書に、「政治の現状と私たちの課題」などがある。

病院にて死去。死因は、敗血症と発表された。79歳。なお、死去の事実は、家族により明らかにされた。

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