マール・ハガード

シンガーソングライター・ギタリスト・フィドル奏者(アメリカ)。カントリー音楽の分野では伝説的な歌手として有名。

幼少時代より極貧生活を強いられ、青春時代には刑務所への服役と出所を繰り返す苦難を味わう。それらの辛い経験が奏でるサウンドと発する歌声にも色濃く反映されているせいか、センシティブかつ寂しさと悲しみが同居しているような詞と曲が多いように感じられる。

代表曲「Okie from Muskogee」「Fightin’ Side of Me」「Workin’ Man Blues」「Movin’ On」「Big City」「Natural High」「My Favorite Memory」など。

発表したアルバムは、「Strangers」「Branded Man」「I’m a Lonesome Fugitive」「Let Me Tell You About a Song」「Hag」「A Portrait of Merle Haggard」「My Love Affair with Trains」「Serving 190 Proof」「Going Where the Lonely Go」「Out Among the Stars」「Two Old Friends」「1994」「1996」「I Wish I Was Santa Claus」「Django and Jimmie」「Timeless」など、多数。

主な受賞歴に、グラミー賞(生涯功労賞)、ケネディ・センター名誉賞、BMI賞(カントリー賞、R&B賞、ポップ賞、ミリオンエア賞)など。

死因は、肺炎による合併症であった。79歳。

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