マリアン・トランプ・バリー

裁判官・検察官(アメリカ)。元アメリカ合衆国連邦裁判所判事。元アメリカ合衆国控訴裁判所上級判事。特に、政治家・実業家で、第45代アメリカ合衆国大統領を務めたドナルド・トランプの姉として知られている。実業家・不動産開発業者であるフレッド・トランプの娘でもある。

アメリカ合衆国・ニューヨーク州のロングアイランド西部にある私立大学、ホフストラ大学の法科大学院にて法務博士の学位を取得後、司法省・ニュージャージー地区の連邦検察事務所検事補・控訴部長・上級連邦検事補・筆頭連邦検事補などを歴任。

その後、1983年にロナルド・レーガン大統領(当時)の指名を受け、ニュージャージー地区連邦地方裁判所裁判官となる。また、1999年には、ビル・クリントン大統領(当時)の指名を受け、第3巡回区アメリカ合衆国控訴裁判所上級裁判官になった。

2019年、トランプ一族の税問題(節税対策問題)がメディアにて一斉に報じられ、その後引退。2020年には、当時大統領を務めていた弟のドナルド・トランプ氏を「信用できない」「節操がない」などと批判した音声が公表され、注目された。なお、この音声は親族が秘密裡に録音したもの。

受賞歴に、女性として初めてアメリカ合衆国最高裁判所の判事となったサンドラ・デイ・オコナーを称えて設けられた「サンドラ・デイ・オコナー賞」などがある。

アメリカ合衆国・ニューヨーク市内にある自宅にて死去。死因などの詳細は不明。86歳。既に亡くなっているところを発見されたという。

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